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浪漫万丈

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●福山雅治の極秘経営バー 近隣配慮のため店員と交わした約束




都心の大通り沿いにあるそのバーは、カウンターが8席、テーブル席が3つという、20人も入れば満席という小さな店構えながら、マスターが丹精込めて作る旬の魚料理や、名物のカレーライスこだわりの日本酒を求めて、連日多くの客で賑わっている。

2005年にオープンしてから今日までの9年間、この店の店員は、客には決して明かしていない“ある秘密”を守り続けてきた。

実は、このお店のオーナーは、福山雅治さんなんです。彼は昔から、“気の置けない仲間と一緒に、肩ひじ張らない家庭的なお店をやってみたい”という夢があったんです。その念願を叶えて出したのがこの店なんです。福山さんはオープン時、店員たちとひとつの約束をしました。それが、“決してお客さんには、自分がかかわっていることを明かさない”というものだったんです」(福山の知人)

福山のお店だということが知れると、ファンが殺到して、近隣に迷惑をかけることになり、結果的にお店を閉めなければならない可能性も出てくる。そんな配慮から、福山が自ら決めたことだったという。

「万一、そうやって店を畳まざるをえなくなった場合、店員は職を失うわけです。福山さんは、“おれはあいつらの生活を守る義務があるんだ”って言ってました。仲間を思うがゆえの判断だったんですね…」(前出・福山の知人)

実際には、福山のネームバリューなくとも、お店は連日満員という大繁盛ぶりを見せている。

看板メニューは『長崎ちゃんぽん』と『皿うどん』です。どちらも福山さんの生まれ故郷の長崎県ゆかりのものです(笑い)。長崎の地酒なんかも用意していて、本当に福山さんの趣味が反映されたお店ですよ」(前出・福山の知人)

※女性セブン2014年5月8・15日号



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福山雅治 完全会員制のお忍びレストランのアドバイザー就任



東京・渋谷にほど近い住宅街の一角、鉄製の大きな扉の奥に照明が灯った。12月上旬のとある夜、看板もなにもない隠れ家レストランが静かにオープン初日を迎えた。深夜0時過ぎ、最後の客が出たタイミングを見計らったように1台の車が店の前に停まった。降りてきたのは福山雅治(46才)だった。

周囲をゆっくり一回りすると、注意深く外観を観察し店内へ。そしてスタッフたちと真剣に話し込みはじめた。

その後も数日の間、たびたびひとりで深夜の同じ時間帯にふらりと訪れては、スタッフの話に耳を傾ける──。

「実はこのレストラン、福山さんがアドバイザーを務めているんです。今はオープン間もないので、行ける日にはお店に顔を出してスタッフの相談に乗っているようです。店内は個室が3つあるだけ。余計な装飾のないシンプルでいて温かみのある店内で、内装はもちろん、メニューにも福山さんのこだわりがきいていますよ」(福山の知人)

現在のところメニューは約7000円の「豚しゃぶコース」のみ。自家製ポテトサラダやカラスミ入り茶碗蒸しなどのおばんざいに、メーンは香川県産のオリーブ夢豚とたっぷりのきのこを使ったこだわりだしのしゃぶしゃぶ。そのしゃぶしゃぶを岩塩か特製スープか、ぽん酢かごまだれで。ぽん酢には九条ねぎ、ごまだれにはパクチーの薬味をいれるのがポイント。お食事の〆にはそのだしで雑炊が楽しめる。

「福山さんの地元、長崎県産のトラフグを使った一皿もありました。お酒もビールのほかワインやシャンパンも。『醸し人九平次』などこだわりの日本酒もおいてありましたね」(前出・知人)

残念ながら、このお店は完全紹介制・予約制という「お忍びレストラン」で一般には非公開だ。

「福山さんは10年前にも都内にバーをオープンさせています。ご飯もおいしい立ち飲み風のカジュアルバーですが、福山さんのお店とわかってからは連日福山さんファンで盛況で、なかなか予約がとれなくなってしまったそうです。そんな中、今回豚しゃぶ店オープンの相談を受けて、このようなお店が実現したそうですよ」(前出・知人)

※女性セブン2016年1月1日号




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