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- Date:2024年11月22日
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利き手と反対の手を使うと怒りをコントロールできるようになるらしい!
突然だが皆さん、今パソコンやタブレット、ケータイを操作しているのは利き手ではないだろうか。ちょっとその手を、反対の手に替えて読んでみて欲しい。
最近の研究により、2週間利き手と逆の手を意識的に使うことで、怒りの感情をコントロールしやすくなることがわかった。食事や筆記など難しいことではなく、パソコンのマウスを持つ手、飲み物をかき混ぜるスプーンを持つ手、ドアを開閉する手を反対に替えるなど、ちょっとしたことから実践すれば良いそうだ。
ニューサウスウェールズ大学のトーマス・デンソン博士が心理科学誌『カレント・ディレクションズ』に発表したところによると、普段と反対の手を意識して使うことで、自制心を司る脳部位が刺激を受けるのだという。
同博士の行った実験では、感情を害する言葉を投げかけられた被験者のうち、怒りっぽい人ほど相手への復讐感情が生まれやすく、脳スキャンでも怒りに関係する部位の活動が活発だった。そこで彼らに2週間、利き手と反対の手を意識的に使ってもらうと、自制心を司る脳部位の働きが促され、攻撃性が低下したのだ。
犯罪心理学によると、暴力的犯罪のほとんどは自制力の低下による衝動的なものだという。博士は「カッとなって人を殴る、極端なときには殺人を犯す――そういった衝動的行動を止めるのは、自制心しかありません。
左手(左利きの人は右手)の使用という簡単な方法で、怒りっぽい、すぐに暴力に訴えてしまうなどの悩みを抱える人を救い、少しでも犯罪を未然に防げる可能性を示唆する、興味深い研究結果です」と述べている。
怒鳴る、殴るとまでいかなくても、人間誰しも多かれ少なかれ怒りを覚えることがある。カッとなったりイライラしたりしても、いいことはない。穏やかな心を持っていれば冷静な問題解決や、円滑な人間関係の構築が可能になるなど利点も多いだろう。
皆さんも毎日少しずつ利き手と反対の手を使ってみてはいかがだろうか。いつになく穏やかな気持ちで過ごせるようになるかも知れない。
参照元:DailyMail(英文)