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- Date:2024年11月22日
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AKB48グループ総監督の高橋みなみ(23)が8日、グループからの卒業を発表した。
東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた9周年記念公演に出演し、メンバー、ファンに報告した。「私、高橋みなみは、2015年12月8日をめどに卒業します。
まだ1年先の話です。メンバーに引き継ぐ時間、猶予をいただくためにこのタイミングで発表させていただきました」。
1年は引き継ぎ業務などを行い、来年12月8日の10周年をめどに、グループでの活動にピリオドを打つ。
総監督の後継者には、横山由依(21)を指名した。「ただ1つ言えるのは、悲しいことではありません。来年は10周年。大切な1年です。10年このグループにいられるのはとてもうれしいし、AKBは10年で終わるグループではない。
11年目につなげてほしい。大丈夫だと思っている。なので、私なりに一生懸命、横山由依と、残されたメンバーにバトンをつなぎたい」と、後輩たちにエールを送った。
05年12月8日に1期生として、グループ発足とともにデビュー。徐々にリーダーとしての資質を発揮し始め、グループが国民的人気を獲得した後の12年8月に、姉妹グループを含めた「AKB48グループ」の総監督に就任。今年の2月からは、AKB48チームAのキャプテンにも再任していた。
高橋の卒業については、今月6日放送のフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!SP衆院選より一足お先に解散総選挙スペシャル」で、メンバーをだますドッキリ企画として取り扱われたが、今回は本当の卒業発表となった。
高橋は前田敦子や大島優子のようなセンターではなく、48グループ内で唯一無二のリーダー的存在として活躍しており、メンバーやファンに動揺が広がりそうだ。
AKB48グループ総監督の高橋みなみ(23)が、グループから卒業することを発表した。8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われたAKB48の9周年コンサートで宣言した。1年後、来年の12月8日、10周年を迎えるとともに卒業する。
ライブ最後の24曲目、「桜の花びらたち」を歌う前に、100人以上の出演者全員が集まったステージの中央に立った。「ここで、わたくし高橋みなみから1つ、発表があります」と切り出した。「わたくし、高橋みなみは、2015年12月8日をめどに、AKB48を卒業します」と発表した。劇場には「エエ~ッ」という声がこだました。その後、経緯や理由を語った。全文は以下の通り。
「まだ1年先の話ですが、私はAKB48の総監督です。メンバーに引き継ぐ時間、有余をいただくために、このタイミングでの発表をさせていただきました。私は、AKB48に入って本当によかったと思います。同期もたった3人になりました。気づけば周りの景色を変わっていました。どうしてここにいるんだろう、という気持ちがなかったと言ったらうそになります。それでも、ここにいてよかったと思えるのは、スタッフの方々やすばらしいメンバーのみんな、そして、何より、ファンのみなさんに出会えたことが、私の人生の一番の宝ものです。私がAKB48に恩返しできることは少しかもしれませんが、なにか未来を担う子たちに何か残してあげたい。それが私にできるひとつの恩返しの形だと思っています」
涙を流し、手でぬぐう。そして、次期総監督に、現チームKキャプテンの横山由依(22)を指名した。
「私がいなくなってからも、AKB48グループを引っ張っていく次期総監督として、横山由依を指名させていただきます。正直、総監督はきついです。しんどいです。近くにいるメンバーも感じていると思います。だからこそ、仲のいい横山由依に総監督の名前を渡すのはいやでした。総監督はきついと知りながら。私で終わらせたいとも思っていました。でも、AKB48は女の子たちの大人数のグループです。話を聞かないで全然集中できなかったら、いくぞ、やるよ、と声を掛ける人がこのグループには必要だと思いました。横山、来れるかな…?」
(ステージ左端にいた横山を中央に呼び込む)
「彼女は私にとってすばらしい後輩です。本当にまじめで、不器用で、すごく一生懸命頑張ってくれました。夢も私と一緒で、(歌手としての)ソロデビューでした。総監督に指名することが、彼女を夢から遠ざけることかもしれない。総監督は、苦しいです。でも、世間の方に見てもらえるチャンスも増えると思います。横山にとってのチャンスと思って、頑張ってほしいなと思っています」
横山の胸をたたいて、「何か言ってよ~」と笑う。横山は涙で、何度もうなずいた。
「頑張ってほしい。そのために1年間、必ずバトンをつなげたいと思います。彼女に残せること、そして後輩に残せることは、まだまだたくさんあります。正直、1年で教えてあげられるか分からないくらいあります。それでも、この残された時間を一生懸命、頑張って、いきたいなと思います。まだまだ、ちゃんとした卒業の日付や詳細は決まっていません。今後、なんらかの形でみなさんにお知らせできればと思っています。1つ言えるのは、これは悲しいことではないということです。AKB48は来年10周年。大切な年です。私もこのグループに10年いられたということがとてもうれしいですし、10年で終わるようなグループではないと思っています。11年目につなげてほしい。大丈夫だと思っています。なので、私なりに、一生懸命、横山由依とこの残されたメンバーたちに、バトンをつなげたいと思っておりますので、これからもどうぞAKB48グループの応援を、よろしくお願いします」
深々とお辞儀すると、ファン250人から拍手を浴びた。
[2014年12月8日21時36分]
◆高橋(たかはし)みなみ 1991年(平3)4月8日、東京都生まれ。05年AKB481期生として加入しチームA一筋。09年キャプテン就任。12年8月キャプテンを外れ、48グループ総監督就任。今年2月の大組閣でキャプテン復帰。13年4月ソロデビュー。総選挙は5→6→7→6→8位→9位。愛称「たかみな」。血液型AB。