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- Date:2024年11月22日
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「制作費は破格の5000万~6000万円。視聴率20%を確実に取るので、広告収入は莫大。DVDなど二次コンテンツの収入も見込めるため、どれだけかけても惜しくない」(広告代理店関係者)
10月13日スタートの大人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)第4弾。10月27日放送の第3話の視聴率は24.3%! 相変わらず、「失敗しない」結果だ。
「2013年、テレビ朝日は年間視聴率のゴールデンとプライムで初の二冠に輝いた。このときの原動力が『ドクターX』だった。日テレの3年連続三冠を阻止するのが至上命題。そのために、ニューヨークロケなどのご褒美で、4作めに難色を示していた米倉を引っ張り出した」(制作会社関係者)
さらに、目を引くのは、脇を固める豪華すぎる出演陣だ。今シリーズの目玉は「最強の敵役」として話題となっている泉ピン子(69)。役へのこだわりが強い彼女には慎重に出演交渉にあたり、意外にも快諾だった。
「ずっとこのドラマを観ていた。夫が医者ということもあり、オファーを素直に喜んでいた」(テレビ朝日関係者)
局は名女優の格付けに頭を悩ました。「ピン子さんはテレ朝には2時間ドラマ主演や単発出演はあるものの、連ドラに長く出ていない。過去の例がないので、考え抜いた結果のギャラだ」(ドラマプロデューサー)
結局、泉ピン子のギャラは1本120万円に落ち着いた。
番組の唯一の懸念は、西田敏行の健康問題。「実際に胆のうの全摘手術を5月に受けたばかりで万全ではなく、西田の体調に合わせてまとめ撮りなど工夫している」(前出・同)
西田敏行は1本150万円。岸部一徳も同じ金額だ。
さて、ドラマは中盤戦に突入した。「初回の視聴率が出たとき、米倉をはじめ出演者やスタッフがハイタッチした。米倉から差し入れられる、ひとつ3000~4000円もするうなぎ弁当などが現場の活力だ」(前出・芸能プロ関係者)
今期も『ドクターX』は失敗しなさそうだ。
(週刊FLASH 2016年11月15日号)