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浪漫万丈

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●【韓国人記者手帳】口永良部島に見る日本の底力

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/06/01/2015060101057_2.html

東京=金秀恵(キム・スヘ)特派員  朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

 

地震は自然によって大地が殴られたようなものだ。自然災害に関する限り、韓国人は日本人ほど強く殴られたことはないだろう。

 

そのためかこのような自然災害が起こったときに、12000万人の日本人が示すその反応や対応から、外国人はいろいろと悟らされ、感じることも多い。

 

小笠原諸島で地震が発生する前日、鹿児島県の口永良部島にある海抜626メートルの新岳で大規模な噴火が発生した。火口から噴き出した黒い噴煙は、幅2000メートル、高さ9000メートルにも達したという。

 

 

 

爆発の規模もさることながら、記者はそれ以上に住民を救出するまでの日本人の素早い対応に驚いた。噴火が発生したのは29日午前959分だが、島に住む82世帯、137人の住民全員の無事が確認されたのは1020分で、わずか21しかかからなかったのだ。

 

口永良部島から12キロ離れた屋久島からは住民を避難させるための旅客船が直ちに出発し、午後3時には全ての住民が屋久島に避難した。

 

 

口永良部島と屋久島は通常船で2時間かかるということだから、その間、時間を一切無駄にしていなかったことが分かる。

 

 

口永良部島での21分には日本人の底力が凝縮されている。数千年にわたり太平洋プレートの上で生活してきた経験は、日本という国のDNAに深く刻まれた力の源泉だ。

 

その力を理解できなければ、われわれは日本のように安全で、なおかつ日本以上に強い国をつくり上げることはできない。

 

ところが日本のメディアはどこも口永良部島でのこの驚くべき21分を称賛するどころか、取り上げることさえしなかった。彼らにとっては今回の一連の対応も「いつものこと」にすぎなかったのだ。

 

 

 

 






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