昨年、大ヒットしたTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。女優の新垣結衣が主演を務め、“逃げ恥”ブームを巻き起こした。同ドラマが高評価を受けていることで、新垣のドラマ出演のギャラも高騰するという。
同ドラマは、2016年10月11日から12月20日まで放送。第1話は平均視聴率10.2%を記録。その後は回を重ねるごとに視聴率が右肩上がりとなり、最終回は20.8%と高視聴率を記録。
また、エンディングで流れる「恋ダンス」が話題となり、ネット上でも「恋ダンス」を踊る動画が数多くアップされた。“逃げ恥”ブームの影響もあり、新垣は昨年の大晦日に放送された「第67回 NHK紅白歌合戦」のゲスト審査員としても出演。審査員席から恥ずかしそうに「恋ダンス」を踊る仕草もみせ、注目の的となった。
これまで新垣は数々のドラマに出演してきたが、主演を務めた作品でここまで大きなムーブメントを巻き起こすことはなかった。2005年の「ドラゴン桜」(TBS)、2006年の「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」(日本テレビ)、2008年の「コード・ブルー」(フジテレビ)、2012年の「リーガル・ハイ」(フジテレビ)では、いずれもレギュラーキャストとして出演していたが、主演ではなかった。
若手女優としてはトップクラスに位置する新垣。「逃げ恥」前のドラマ1話分のギャラは170万円だと推定されているが、「逃げ恥」後にはギャラが高騰するという。
「やはりブームを巻き起こしたことが、広告代理店やスポンサーにとっては喜ばしいこと。おそらく、ドラマ1話で250万円ぐらいまでに上がるのではないでしょうか。大幅アップですね。まだ、綾瀬はるかの300万円には及ばないですが、もう一発当てれば軽く抜いていくでしょうね」(広告代理店関係者)
実力とともにギャラも上がっていく新垣。いったいどこまで伸びるのか注目だ。