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- Date:2024年11月22日
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海外で快進撃のBABYMETAL 各国メディアはどう評価している?
http://realsound.jp/2014/06/post-727.html
2014年2月にリリースされたファーストアルバム『BABYMETAL』がオリコン初登場4位にランクイン。iTunes Storeでは7ヵ国のロックアルバムチャートでベスト10入りし、アメリカのビルボードで5部門にチャートインするなど、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのメタルダンスユニットBABYMETALがレディー・ガガのアメリカ公演オープニングアクトに抜擢されたことを発表した。
ガガ本人からの熱いラブコールによって実現に至った今回の共演。現在行われている「LADY GAGA’S artRAVE: the ARTPOP ball」のアメリカ5カ所の公演に登場することがすでに決定しているという。そこで今回はそんな彼女たちが日本以外でどのように評価されているか、海外メディアの反応を紹介していこう。
海外でいち早くBABYMETALを大々的に紹介したのはアメリカのネットメディア「The Daily Dot」。BABYMETALを「日本から飛び込んできた狂気的なコンセプト」と表現した3月3日付の記事で「音楽の趣味がメタルとティーンポップの中間にある私のようなにリスナーにとって、BABYMETALはまさにミラクルな存在。すでに多くの人々が世界中でBABYMETALに好意を寄せている」と紹介した。(参考:The Daily Dot)
また、同じ週にはアメリカの大衆紙「USA TODAY」が「BABYMETALのビデオは最高の傑作-それともその反対?」と題した記事を掲載。「デスメタルとEDMのリズム、そして甘ったるいJ-POPのメロディが奇妙に混ざり合ったサウンド。
日本のガールズグループが演奏するとってもかわいいデスメタル「ギミチョコ!!/ Gimme chocolate!!」はスピーカーを引き裂くようなギター攻撃で始まって、それがすぐにマシンガンのように速くて小鳥のように陽気なボーカルとコーラスに変わる。まるでチョコレートコーティングされたシリアルと、土曜の朝のTVアニメみたいにハマる。とってもくせになる作品だ」と称賛した。(参考:USA TODAY)
海外メディアの報道には「これはメタルなのか?」といった趣旨のものも多い。イギリスの名門紙「The Guardian」は3月13日付の記事「日本のハイソックスを履いたロックスター」で「頑固なメタルファンはこのバンドのコンセプトを全く理解できないかもしれない。映画『バトルロワイヤル』のように、スリップノットとアクアとスクリレックスが同時に競演するかのような惨事。普通のアイアンメイデン・ファンにはおそらく受け入れられないだろう」としながらも「日本人はいつだって人と違うやり方をする。
日本のリスナーは最先端な音をバラバラに寄せ集めた音楽でも、何の疑問もなく受け入れてくれる。BABYMETALは悪魔のように手段を選ばぬ天才の策謀家が生み出した新しい音楽なのだ」と紹介。(参考:The Guardian)
またアメリカの名門誌「TIME」は「BABYMETALはホンモノのメタルファンも味方にすることが出来るか?」と題した記事で、メタルフェス「ソニスフィア」に出演することが発表された彼女たちについて特集。「ゴス衣装を着飾ったキュートな3人組が選んだのはポップとダブステップを歪曲したヘヴィメタル。
彼女たちはJ-POPとメタルを混ぜて『カワイイ』をやりたいと明確に示している。BABYMETALが新しいシーンを切り開く存在になるか、それともただの一発屋で終わるのか。今回ソニスフィアで本物のメタルファンを唸らせられるかどうかが、今後彼女たちの進むべき道の大きなヒントになるだろう」とした。(参考:TIME)
日本在住の外国人向け紙「JAPAN TIMES」はアルバム「BABYMETAL」について「このアルバムはアイドル・シーンとヘヴィメタル両方のバカバカしさが満載であるが、しかし冗談のレベルをはるかに超えている。これは数多くのメインストリームの“真面目な”メタル・アルバムよりもずっといいフルアルバムだ。BABYMETALの実力とその背後で演奏しているプロの音楽家は、このアルバムの質で高く評価されるべきである」と綴っている。(参考:JAPAN TIMES)
BABYMETALは7月1日からワールドツアー『BABYMETAL WORLD TOUR 2014』をスタートされる。BABYMETALが現地ファンにどう受け入れられ、実際に彼女たちのパフォーマンスを観たファンやメディアが一体どんな反応をするのか。今後の活躍が今から楽しみだ。
(文=北濱信哉)